レンガ風外壁のクリヤー塗装補修を行いました
2025.04.27

今回は、レンガ調サイディングの外壁補修・クリヤー塗装を行った現場をご紹介します。
補修前の状態

ご相談いただいた建物は、レンガ風のサイディング材が使用されていましたが、
・釘頭の塗膜が退色している
・コーナー部材にひび割れが発生している
・サイディング表面の一部が欠けている
といった症状が見られました。
外壁の色を元の状態に戻しながら、耐久性を高めるため、クリヤー塗装と部分補修を行うことになりました。
施工手順
今回の施工手順は以下の通りです。
① 高圧洗浄
まずは外壁に付着した汚れやホコリ、劣化した塗膜をしっかりと洗い流します。
下地の状態が仕上がりに大きく影響するため、入念に洗浄しました。
② クリヤー塗装1回目

1回目のクリヤーを全体に均一に塗装し、サイディング表面をコーティングします。
劣化して色ボケしている部分にクリヤー塗装を行うことで、色がハッキリと蘇ります。
使用塗料は、「ピュアライドUVプロテクトSiクリヤー(日本ペイント株式会社)」です。
③ 外壁の色を調色して塗装

1回目のクリヤー塗装後、色褪せしていた釘頭や、表面の欠けを補修するため、外壁の色に合わせて3色を調色しました。
細かい部分も自然な仕上がりになるよう、筆や小さな刷毛を使って丁寧に補修を行いました。
④ クリヤー塗装2回目

補修箇所の乾燥を確認後、仕上げとなるクリヤー塗装2回目を実施。
これにより、補修跡を目立たせず、全体に統一感と耐久性を持たせることができました。
使用塗料
ピュアライドUVプロテクトSiクリヤー(日本ペイント株式会社)
特徴
・高耐久性のアクリルシリコン樹脂塗料で、紫外線や汚れ、薬品に強く、外壁の美観を長期間維持します。
・紫外線吸収剤の働きと、ケイ素(Si)と酸素(O)の強力な結合により、外壁塗装の色落ちや色あせ、塗膜の劣化を抑制します。
・防藻・防カビ成分を配合し、カビや藻の発生を長期間防ぎます。
・透明なクリヤー塗料のため、サイディング外壁のデザインをそのまま活かしながら保護できます。
・親水性によるセルフクリーニング効果で、汚れが付きにくく、雨で洗い流されやすい特徴もあります。
まとめ
今回の工事では、レンガ調のデザインを損なうことなく、美観と耐久性を同時に向上させることができました。
小さなひび割れや色飛びも補修したことで、まるで新築時のような仕上がりに!
外壁のクリヤー塗装は、傷みが目立つ前のメンテナンスが大切です。
「外壁のツヤがなくなってきたな」「色あせが気になるな」という方は、ぜひ一度ご相談ください!
お問い合わせ・ご相談は電話(053-461-9595)または問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!

