窓ガラス遮熱・断熱塗装のUVカット効果検証

2024.05.28

最近、だんだん暑くなってきましたね。

その対策として、窓ガラスの遮熱・断熱塗装しませんかという記事で窓ガラス用の遮熱コーティングについてご紹介しました。

しかし、本当に効果が実感できるのか疑問に思いませんでしたか?

そこで、簡単な実験をしてみることにしました。

今回はその実験の結果をご紹介します。

実験内容

ガラス用遮熱・断熱塗料の紫外線カット効果の実験です。

2枚のガラスを用意し、片方には遮熱塗料を塗り、もう片方は何もしていません。

この2枚のガラスを新聞紙の上に置き、その状態で4日間屋外に設置します。

実験内容
(左:遮熱・断熱塗装、右:非塗装)

実験結果

その結果がこちらです。

実験結果
(4日間屋外放置後の新聞紙)

左側のガラスが置いてあった辺りが白っぽく、他の場所は黄ばんでいるように見えます。

しかし、わかりにくいですよね。

わかりやすいように、ガラスが置いてあったエリアを囲んでみました。

遮熱塗装エリアと非塗装エリア

これでもまだ微妙なので拡大してみましょう。

遮熱塗装エリアの境界拡大

エリア1

まず、左上のエリア1です。

この部分は、遮熱塗装したガラスがあった場所と何も置いてなかった場所の比較です。

(エリア1拡大図)

矢印で示したラインを境に色が変わっているのがわかると思います。

色を調べてみたところ、黄ばんでいる部分はHEXカラーコード#d5d0c3くらいの色、遮熱・断熱ガラスの部分は#cfcdcbくらいでした。

具体的には、このような色です。

#d5d0c3
#cfcdcb

このように、遮熱・断熱ガラスが置いてなかった場所はかなり変色していることがわかりました。

エリア2

次に、中央部のエリア2です。

この部分は、遮熱・断熱塗装したガラスと何も塗装していないガラスの比較になります。

(エリア2拡大図)

こちらも矢印で示したラインを境に色が変わっているのがわかると思います。

色を調べてみたところ、何もしていないガラスの部分は#c2c2b7くらいの色、遮熱ガラスの部分は#cccccaくらいでした。

具体的には、このような色です。

#c2c2b7
#ccccca

このように、何もしていないガラスが置いてあった場所はかなり変色していることがわかりました。

まとめ

今回は、ガラスの遮熱・断熱塗装の紫外線対策効果について実験を行いました。

その結果、通常の何もしていないガラスと比べて明らかに新聞の変色が少ないことが確認できました。

やはり、窓ガラス遮熱・断熱塗装には紫外線カット効果がしっかりあるようです。

また、この実験では、今の時期にたった4日間屋外に置いていただけでこの差が出たので、毎日太陽光が当たり続ける家の窓では大きな差が出てくるのではないでしょうか。

紫外線対策として、ぜひ窓ガラスの遮熱・断熱塗装をすることをおすすめします。

ご興味を持たれた方はぜひ廣野塗装までご相談ください。

お問い合わせは電話(053-461-9595)または問い合わせフォームからどうぞ。

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