【こうすけ取材記1】浜松市中区細島町の内装塗装現場
2023.11.18
はじめまして、株式会社chesfamのこうすけです。廣野塗装さんのホームページの管理などをしています。
これからたまに廣野さんの作業現場を取材して、素人目線から見た現場の様子や気になったことなどを記事にしていく予定です。
今回は、浜松市中区細島町の現場にお邪魔しました。作業内容は事務所の内装(天井、壁、窓枠、ドア枠の塗装)です。
1日目に窓枠やドア枠を塗り、2日目の最初に養生をしたとのことで、取材したときには天井の塗装作業をしていました。
塗装工事の現場
お昼過ぎに現場にお邪魔すると、壁や照明はビニールで養生され、天井は途中まで塗装してありました。廣野さんによるとこの日は作業2日目。1日目にまず窓枠やドア枠など緑色の部分の塗装を終わらせ、2日目の最初に養生をしたそうです。
たしかによく見ると緑で塗られた窓枠やドア枠の上に養生のビニールがあります。このように養生することで端まできれいに塗ることができるそうです。
天井塗装作業
作業を再開するようなので見ていると、天井の続きを塗っていくようです。
塗料
白いペンキを塗っているようですが、どのような塗料なのでしょうか。 廣野さんに聞いてみると、それはN-90という白い色の水性カチオン塗料だと教えてくれました。この塗料は塗った素材の表面を固める効果があるそうです。
ローラー
その塗料を7インチの伸縮するローラーで塗っていきます。ローラーのサイズは小さくはないそうですが、天井の大きさからすると小さく見えます。
素材そのままだった天井がどんどん白く塗られていくのは見ていておもしろいです。
塗料の容器
しばらく作業を見ていると、塗料を入れてある容器が気になってきました。
塗料の入っていた缶の一面を切り取ったように見えますし、取っ手が針金でできています。聞いてみると、やはり手作りで、さらにほぼ使い捨てなので毎回自分で作るそうです。
塗料の缶を再利用できてすばらしいと思います。
そのように作業を進めて、全面塗り終わりました。なので、ここからは2回目の塗装に入ります。
2回目の塗装
2回目の塗装ですが、まずは隅の方や照明の近くなどの細かいところを小さい刷毛やローラーで塗っていきます。
その後で、また1回目と同じように大きいローラーで塗装していきます。
天井の塗装が終わったら今度は壁の塗装も2回行うそうです。
廣野さんにインタビュー
作業の内容はひとまずここまでとして、今度は廣野さんについて少しインタビューしてみました。
いつから塗装の仕事をしている?
まず、いつから塗装の仕事をしているのか聞いてみると、19歳からで27年目になるそうです。その前は内装工事の工程のなかで塗装の前にあたる防水シールの施工を2年半ほどしていたのですが、塗装業者に転職して塗装の仕事を始めました。 それから10年間その会社に勤め、別の会社に転職して6年間働き、約10年前に独立しました。
廣野さんによると、一般的に修業期間10年くらいで独立する人が多く、16年というのは長いそうです。
そこでなぜその時に独立したのか聞いてみると、「そろそろかなと思った」という返事が返ってきました。
たしかに独立すると自分ですべての業務をしないといけないし、いろいろなリスクもあるので、自分で今だと思ったときにするしかないのかもしれません。
塗装のおもしろさ
続いて、塗装のおもしろさについて聞いてみました。すると、やはりお客さんに感謝されることがうれしいそうですが、それ以外に、塗装作業の自分がきれいにしていくというところが、人頼みにせず自分でやりたいという性格に合っているとのことでした。
また、好きな塗装作業は家具の塗装だそうで、その理由は細かくて面倒なところもあるけれども、やりだすとハマってしまうからだそうです。
自分が楽しんでできることを仕事にしているのは素敵だと思いました。
まとめ
初回の今回は浜松市中区細島町の内装塗装現場を取材しました。
塗装の手順や廣野さんについて少しは知っていただけたでしょうか。
これから塗装の内容や道具といった塗装に関することから廣野さん個人についてまで、塗装について詳しくない人が気になりそうなさまざまなことを紹介していければと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。